片知渓谷のルート開拓(中間報告) HOME |
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注意! 近々某クライミング雑誌に瓢ボルダーが載ることになり,事実上全国公開されます。 その公開にあたって開拓に参加したクライマー有志と地元議会が話し合いを重ねた結果,抜戸大岩をはじめとする,瓢エリア でのロープクライミングをしばらくの間自粛する方向でお願いしたいとのことで,2005年10月現在ロープクライミングは自粛 しております。 2003.11.8 今日は10何年ぶりに片知の岩場へ行ってきました。 田内さん,草田さんたちにより,抜戸大岩周辺に目が付けられ,今回の開拓で何本か面白いルートができました。 私にとってはクライミングを始めたころの懐かしい岩場で,この岩場が現代的なクライマーの目でラインが読まれ,ルートが出来ていくのに感慨深いものがありました。 ボルダーも松波さんたちによって開拓がすすんでいるようで,岐阜周辺のクライマーにとっては貴重なエリアになりそうです。 まだまだルートは増えそうです。 ルート紹介 (抜戸大岩左壁) ○中央ルート 5.7NP 20m 登攀倶楽部岐阜のメンバーにより1980年ごろから登られていたルート。明瞭なクラックをたどる快適なルートで,NPのリード入門としてお勧め。 ![]() ○愛の鞭 5.11ab 20m 古市氏により築かれたフェースルート。 開拓時には核心部に比較的大きなホールドが存在し,5.10+のオーソドックスなルートであったが,第2登にトライした草田氏の圧倒的なパワーでホールドが剥ぎ取られ,ダイナミックムーヴが必要とされる一癖あるルートとなった。中間部はポケットをたどる今風のルート。 ![]() なお,このルートの左にある白い美しいフェースは,TRでトライされたが,解決されず,公開プロジェクトとなっている。 TRでトライする石原さん ![]() ○三段マントル 5.9TR 10m 左壁左端のルート。下部はダイレクトに入れないので,左の積み重なった岩の上まで上がってから,ジムナスティックな動きでマントルに入る。上部は快適。 (抜戸大岩右壁) ○草田くん 5.10c 20m 快適なスラブから,次第に傾斜を増す,フェースを登るすっきりしたライン。中間部から上のルートファインディングと思い切りが必要。 このエリアを代表する1本。 初登する草田氏 ![]() 同ルートをOSで第2登するみっちゃん ![]() ○右クラック 5.9NP 15m 右壁のフェース右端に切れ切れに繋がるクラックをNPでたどるルート。石原氏によるこだわりの1本。カムはスモールサイズが複数必要。 なお,2004.11.7時点ではクラックから上部にさらにボルトが打ち足され上のテラスまで繋げる設定となっている ![]() 2003.11.7現在のルート図 ![]() アプローチは,瓢ヶ岳へ登る登山口のうち,トイレのある駐車場からかなり下った登山口から30分ほど登ると左手にクラックのある20mほどの壁が現れる。登山道からそれ,岩場を左に回りこむと抜戸大岩の下に出る。 なお,アプローチの途中,左に高さ3mほどの幅広のボルダー「サイオン」がある。このボルダー正面の右手が「トリニティ」5b,左手が「モーフィアス」5cという興味深い課題が設定されている。またこのボルダーの奥隣のボルダーには「アンダーソン君」6aというパワー全開系の課題が設定されている。 そして,もう少し登山道を登った左手にあるどっかぶりのボルダーが「マトリックス」であり,この磨かれたルーフ中央のラインは人類の最終課題とも言えるものである。 初期のクラシックルート紹介 |