アメリカ,トゥラミメドウズのクライミング
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1990年8月17日〜19日 メンバー 石際,小林亘,鈴木晴人,五木田友宏
1日目
ヨセミテが火事のため入れず,予定を変更しメドウズで肩慣らしをするつもりが・・・

ステートリー・プレジャー・ドーム デキシーピーチ5.9
アメリカでの1本目。誰がリードするかじゃんけんをして僕がトッブをやらせてもらう
デキシーピーチ5.9
8月18日
メドウズのウォークインキャンプの朝。2500mの高原なのですがすがしい。キャンプサイトは広く整備され人も少ないので気分が良い。後の鉄の箱は食料入れ。リス,熊,ネズミなどが荒らさないように食料を入れておく。

下右はテナヤレイク。奥のドームがステートリープレジャードーム
テナヤレイク

ダフドーム。凹角に沿って右上しているクラックシステムがクレセントアーチ 5.9+ 5ピッチ
クレセントアーチ

クレセントアーチ2ピッチ目
左半分フィンガークラック,右半分スラブの変則的ムーブがずっと続く

同4ピッチ目
延々とアンダークリングで腰が痛くなる。
同4ピッチ目

ダフドームのピークで石際と小林
後方のドームはこのエリアで最大の壁フェアビュードーム。これで屏風岩くらいあります。
ダフドームのピーク
8月19日
フェアビュードーム レギュラールート5.9 15ピッチ
4ピッチ目終了点から見下ろす。取付からここまでずっとフィンガー。

同4ピッチ目をリードする石際
同4ピッチ目

6ピッチ目

途中でバリエーションに入る。5.9のクラックからノーピンの5.8スラブ。ルートがわからず苦労する
6ピッチ目
核心部を越えたところで雪がちらつきだし,隣のインバーテットステアケースを登っていた小林,五木田と合流するころには壁は見る見る真っ白に。おまけに雷も鳴り出した。悪名高きメドウズのサンダ−ストームにつかまったのだ。
雪は降る♪
雪のついた壁をナッツの人工で切り抜け,やっとの思いで車まで降りたらPM10時。車は雪をかぶっていた。鈴木,五木田は軽い凍傷になる。車を出しヨセミテへ向かう。