ジャンダルム飛騨尾根〜滝谷ドーム西壁雲表ルート冬期登攀? HOME |
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1989年11月23日〜25日 メンバー 石際,小林亘 1日目 朝,雨が降っていたのでゆっくり朝寝していたら,雨が上がったので出発する。よく寝たはずなのにD尾根に取り付いてからふくらはぎが張ってきてつらかった。ダケカンバのなくなるあたりでビバーク。ジャンダルムが良く見える。ウイスキーを少しやって,いいビバークだった。 新穂高 9:40 ジャン飛騨尾根取付 13:10 2300mビバーク地点 16:00 2日目 小雪がちらつき寒い朝であった。ハイマツをこぎながら200mほど登り,雪崩の危険も感じられなかったのでC尾根へトラバース。中間の小尾根を登るが雪が不安定で,小林はどんどん行ってしまうので少々怖かった。C尾根の岩稜に上がる凹角の手前が悪く感じられた。かなり高度感があり滑ったら白出まですっ飛びそうで,慎重に登った。C尾根に出てしばらくコンテで行き,スラブにつきあたったのでスタカットに切り替える。ここからは日があたり,あまり悪いところもなく快適にザイルを伸ばし,ジャンの頭へ。ジャンダルム飛騨尾根ルート図 ジャンダルム飛騨尾根T1下の快適フェース |
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ジャンから奥穂へは当然トレースもなく不安定な新雪に苦労した。馬の背手前の下降で1回ザイルを出す。馬の背からは問題なく,冬期小屋に着き,のんびりした。 ビバーク地点 7:15 ジャンダルム 12:45 奥穂 15:20 穂高岳山荘冬期小屋 16:00 縦走路から見るジャンの飛騨尾根 |
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3日目 北穂へ向かって出発。今日も相変わらずトレースなしのサラサラ雪で,時間を食い,短時間で登れるドーム西壁を登ることにする。壁の状態はよく,1ピッチ目残置少なくナッツでプロテクションを取りながらリード。2ピッチ目簡単。3ピッチ目も快適なミックス壁。4ピッチ目小林は右にトラバースするのにてこずり,直上ルートを登った。3時間で終了。また涸沢岳に戻り,ラテを点けて,長い西尾根を下った。すごい星空の下,15時間行動の末,新穂高へ下山。 冬期小屋 6:30 ドーム西壁雲表ルート取付 11:00 終了 14:00 涸沢岳 16:00 白出沢出合 20:00 新穂高 21:30 ドーム西壁雲表ルート取付へのラッセル |
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雲表ルート3ピッチ目 |
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雲表ルート4ピッチ目直上ルートのチムニーを登る小林 |
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涸沢岳西尾根から滝谷を振り返る。ドームの威容。 |
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