山岳登攀ノ図 その九
1988.9.23〜24 奥鐘山西壁中央ルンゼ〜奥鐘山
 撮影 小林 亘

中央ルンゼを登り,通常の終了点,屋根付きバンドからブッシュ登りを交えながら,上部ルンゼを登り,目玉滝下でビバークした。

目玉滝はネパールの目玉寺院のような目玉がまん中にあり,面白い。
ブッシュ登りでかなり疲れ,枯れ木を敷き詰めたテラスで飲んだアルミのコッヘル臭いコーヒーの味を今でも思い出す。

小林君がケーナを持ってきていて,吹いてくれたフォルクローレの音色も腹にしみた。

翌日は奥鐘山のピークを踏み北西尾根を下降した。最後は欅平の観光客の上に懸垂で降りて終了。

中央ルンゼ上部ルート図

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