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息子と釣へ2
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大学に進学し家を出ることになった坊主と最後の釣に行った。
引っ越しの準備などで忙しく,半日しか時間が作れなかったので, 昼飯を食ってから,車で出かけた。


民家の脇を通り,長良川の支流に入る。
最初,あたりは遠かった。
まあ,釣れんでもこの時間を楽しもう。
釣りあがっていくと,最後に,美しいアマゴを1匹づつ掛けることができた。
流れで手を冷やし針を外してやった。
満足して竿を仕舞う。


釣りが好きな坊主だった。
小6で高山から岐阜に引越しする前日, 一人で自転車に乗って岩魚釣りに行き,暗くなっても帰って来なかったことがあった。
わしら夫婦はとても心配して,探しにいこうかと思っていると, いい型の岩魚を何匹も入れた袋をぶら下げて得意そうに帰って来た。
バカヤローと怒鳴られてしょんぼりしていたのを今でも思い出す。


国道に出ると,156号線は渋滞。
「裏道爆走王じゃー」
春の暖かい日差しの中,最後に皆でうまいもん食いに行こうと家族が待っている家へ急いだ。

2004.4.8記