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釣師の裏技(取扱注意)
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夏も終わりかけた,ある休日,末の坊主を連れて飛騨の宮川上流へ岩魚釣りに行きました。
支流に入って堰堤を越え,竿を出しましたが,前日に雨が降ったためか,魚は食い気があまりなく,毛ばりをしっかり咥えてくれません。
辛抱して釣り上がり,きれいな滝を越えたあたりからいいサイズが 出るようになりました。



坊主にも釣らせたかったので,川の石をひっくり返してオニチョロ(カワゲラの幼虫)を採って,餌釣り。

そこで裏技@
岩魚は餌を咥えたとき,糸を緩めてやると餌を飲み込んでしまいます。子供でもコツコツという当たりを覚えさせると,糸を緩めることにより簡単に釣れてしまいます。

坊主は20cmの岩魚を釣って喜んでいました。

しかし,釣り上げた後が問題です。
飲み込まれた鉤は簡単には外せません。専用の鉤外しを使えば,なんとか外せますが,これもコツがいります。

次に裏技A
岩魚の口から出ているラインに沿って人差し指を突っ込み,ラインごとえらから外へ押し出します。出てきたラインを手繰り,飲み込んだ鉤の頭(たいていエラから届きます。)を指でつまみ,ぐるっと回転させるように外します。
あとはエラに引っかからないように注意して口から出ているラインを手繰り終了。慣れれば岩魚を生かしたまま鉤を外すことも可能です。



今回は,釣った岩魚を持ち帰ると決めていたので,釣り上げるとすぐ手近な棒で頭を叩き,絞めました。

裏技B
魚篭の中で何時までもばたばた暴れている岩魚は忍びないですし,このように死んだ岩魚はすぐ死後硬直して傷みがはやい。すぐ絞めた岩魚は持ちがいいのです。
けど,あまり強く叩きすぎると,出目金のようになったり,そこから悪くなったりするのでほどほどに。

坊主も疲れてきたのか,もう下りたいと言うので,釣った岩魚のエラとはらわたを取ってから下ることにしました。
釣果は25cm〜17cmの岩魚7匹とぼちぼちでした。



岩魚は早めに内臓やエラを取らないと悪くなるので,現地で処理します。

そこで裏技C
わしはこのときハサミを使います。
まず,肛門からハサミを入れ,あごの下まで開きます。
次にエラが頭側(上側)とあご側(下側)にくっついているので,エラふたを開いてその根元を切ります。
後ははらわたをゆっくり左右(これがコツ)に引っ張りながら引き抜くと,エラも一緒に取れます。
背中の血合いをきれいに洗って終了。



この処理も10匹単位で釣れたようなときは相当な時間がかかり,何年もやっているうちに一番手早くできる方法ということで,この方法に落ち着きました。

坊主もはじめは気持ち悪いとか言ってましたが,自分でも何匹かさばいて,いい経験になったようです。



ここで裏技D(お楽しみ)
ただ岩魚をさばくだけでは退屈なので,まず雄雌の当てっこをすると面白いです。慣れると,ほとんど当てることができます。
これは,移殖放流をする時などに役立ちます。

あと,取り出した胃袋を割いてみて,何を食らっていたのか見てみると面白い。今回はカマドウマがたくさん出てきました。
カエルなんかが出てくることもあり,自然の営みには感動します。

追加の裏技D
沢登りのテン場などですぐ塩焼きにできるときは,エラと胃と腸だけを取り,その他の内臓はなるべく取らず,じっくり塩焼きにすると 非常によい味が出ます。
家で塩焼きにするときは,粗塩でヌメリをよく取り,水気をよく拭き取ってから,ゆっくりカラカラになるまで焼くと美味いです。焼き具合には好みがあるとは思いますが。

帰りに萩原の41号沿いの大衆食堂「大安」に寄って,前から気になっていた牛ちゃん定食850円を食べました。
やはりホルモンではなくて牛の焼肉でした。
とんちゃん定食700円も豚肉なのですが,わしにははこっちのほうがうまいような気がしました。(飯はおかわり自由です。)

坊主は安いうどんでいいと言うので,途中のドライブインでソフトクリームを食べさせてやりました。

平成15年11月6日記