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――ブナオ峠から大獅子山往復――

1994,3,26

石際 淳(単独) 

 

昨年の地獄谷やチブリ尾根で山スキーのフィールドとして白山の素晴らしさを知った私は,地図を広げては白山周辺の山スキーによさそうな未知(私にとって)の谷や尾根を探してプランを練るのが楽しみになった。今回はその一つ,ブナオ峠から大門山のコースをやるつもりで未明に岐阜を出発する。郡上八幡あたりから新雪で道も真っ白である。

 

林道入口に車を止め,除雪された林道を少し歩くと林道の工事が行われており,作業員のおじちゃんに大門山まで行くと言うと,「そんなスキーでどこまで行けると思っとるんや。30分で泣いて帰ってこならんぞ。」と言われてしまった。

 

スキーを着けて歩き出す。新雪が60cmほどある。今回はダイナフィットのゲレンデ用ブーツに182cmのダイナスターバーチカルという滑降のことしか考えていないチョイスで,おまけにシールが少々古いやつで腐れ雪がダンゴになり始め,ほんとに泣きたくなるほど歩がはかどらない。休み休みダンゴをはたき落としながら歩く。

 

予想外に時間がかかりそうなので,大門山を諦め,標高が400mほど低い大獅子山にルートを変える。ブナオ峠手前で尾根に取り付く。ダンゴ雪を呪いながらも,ブナの大木の間を「来てよかったなあ」と思いながらノロノロ進む。1,100mピークに着き小休止の後,大獅子山へ向かう。丘のような頂上にはアンテナ塔が立っていた。

 

また1,100mピークに戻り,ここから西へ出ている尾根を下ろうとしていると,ガスが出てきたので,往路を下ることにする。滑り出すとベタベタの重い新雪で苦労するが,大きな上下動でターンしていくと,いい感じで滑れた。林道まで標高差300mほどだが,まあ満足し,林道はまたシールを着けて下る。

 

途中,カモシカを間近に見る。カモシカのことをシシと呼ぶ地方もあるそうだ。大獅子山の由来であろうか。

 

ブナオ林道入口8:00 尾根取付き12:00 1100mピーク13:50 大獅子山14:50 1100mピーク15:30 

林道15:45 林道入口17:40

 

(コメント)静かな山スキーが楽しめる。ブナオ峠まで林道を使えばクロスカントリースキーでもよい。

 

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