扇沢〜爺ヶ岳
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連休後半の「プロジェクトK」下見と高度順応(高度に弱いので) をかねてのんびり扇沢から爺ヶ岳を登ってきました。
連休で山スキーヤーもたくさん入っていましたが, 爺の西面の大斜面にはほとんどシュプールがありませんでした。
みんなどこ滑っているんでしょう?

大斜面が漏斗状に狭くなってくるあたりに笹が出ているのを目印 に左にトラバースし尾根を乗越せば,下部の滝は回避できます。
思ったより滑降が楽しめる谷でした。

爺のピークでめっこのお二人と少し話をし, その後お二人が白沢へ歓声をあげながら飛び込んでいくのを みせてもらいました。
鹿島から北股本谷の滑降は成功したんでしょうか?

日時   :4月28日
山域    :後立山
コース  :扇沢〜爺ヶ岳
メンバー :石際,河島,東田(三菱自工山岳部)
天気   :晴れ
タイム   南尾根登山口7:20 最終堰堤7:45 爺ヶ岳12:30        〜13:30 二俣14:10 登山口14:30

扇沢の源頭,爺ヶ岳直下の斜面は針ノ木方面から見るとき素晴 らしい大斜面が広がっているのが目につく。
この大斜面の落ち込んでいる沢は滝が出ていることが多いので, 1本手前の沢を少し登り左の斜面(45°)に取付き,急な(35° 前後)沢状を登り左の尾根を乗越すとこの大斜面の下部に出る ことができる。
この大斜面(30°強)はこの時期,非常にきれいで素晴らしい滑 降が約束されるが,下部に滝があるせいかあまり滑られていない ようである。
東田と石際はアイゼンピッケルを使用しなかったが,ないと少し 怖い。
降りて来てわかったのであるが,扇沢の右岸には最終堰堤まで 立派な林道があり,こちらから登るべきである。
のんびり登っても下りは滑り応えのあるいいコースである。

扇沢全景。ルートは赤線。
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大斜面の途中で休憩する東田と河島
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滑降は非常に快適です。
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