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シッタカ谷〜三方崩山,四ノ又谷滑降
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4月6日シッタカ谷から三方崩山へ登り四ノ又上部を滑ってきました。
弓ヶ洞とこの谷の間に帰雲城があったという説のあるシッタカ谷は 2万5千図にも名前がなく,地図を見てピンと来たので,前から行ってみたかったのですが,この話をしたところ,河島君がチーム野良犬の青島さんの記録(雪崩のため敗退)があることを覚えていて,この谷の名前を知りました。
青島さんの記録にもあるように,オオノマ,弓ヶ洞と同等以上の内容のある谷だと思います。個人的には,上部の開放的なスロープ,その下の石門のようなゴルジュ,中間部の広大な斜面と,変化のあるシッタカ谷のほうが好きです。

三方崩からの四ノ又も2回目でしたがすばらしいです。H1550付近で右から入る小谷に入り,その右岸尾根に取付けば,シールで無理なくシッタカ谷源頭の1897.3ピークに戻れます。
このコースは北面のため,4月中旬までOKだと思います。

日時   :4月6日
山域    :白山山系
コース  :シッタカ谷〜三方崩山,四ノ又谷滑降
メンバー :石際,河島,加藤,荒木
天気   :晴れ後曇り
タイム   保木脇林道入口6:40 最終渡渉地点7:30 ゴルジュ上10:00
      1897mピーク11:20 三方崩山12:45 四ノ又谷1550地点
        1897mピーク15:00 林道16:00 林道入口16:30

保木脇の林道入口に車を止め,すでに雪が解けふきのとうが出ている林道を15分ぐらい歩くと雪が繋がるのでシール登高。シッタカ谷へ入り堰堤の上で左岸に簡単な渡渉。しばらく林道跡を登り,また簡単な渡渉で右岸へ。

ここから谷は完全に雪で埋まっている。先週あたりで落ちたらしいデブリで谷は穴毛谷のようである。しばらく行くと右岸上部に崩壊している崖があり,落石が何個か落ちてくる。前方に岩稜を見て谷が緩く左に曲がると,まだ小さいダケカンバの点々とする広大な斜面が広がる。山スキー3回目の荒木はシール登高に慣れていないので,つらそうである。



その斜面を登りきると石門のように狭くなったゴルジュに突入する。ゴルジュからは大量のデブリが吐き出されている。傾斜は30°程度でシールで突破できる。



石門を抜け休憩

ゴルジュを抜けると谷は開け,新雪の少し積もった無木立の斜面。下りを楽しみに端っこを登る(分かるでしょ?この気持ち)。雪庇の切れ目から稜線に上がると1897mピークに着いた。

そのままシールで三方崩へ向かう。稜線の西斜面をトラバースしていくだけなので楽である。荒木はシール登高で股関節がおかしくなったというので,ツエルトを持たせ弓ヶ洞のコルで待たせることにする。三方崩の北峰に上がる斜面がカチカチバーンになっていたので,ツボ足に換え,少し登ると北峰に着いた。

天気が下り坂で風も強くなってきたので,さっそくオオノマの鞍部から四ノ又へ滑り込む。


表面が少しクラストした,快適な30°強の斜面をガーと滑って,H1550mからシールで右の谷へ入り,右の尾根に取付く。バランスを崩しそうになるほど風が強くなったので,休むこともできず一気に弓ヶ洞のコルへ。荒木と合流。

1897mピークに戻り,楽しみな滑降。まずスキー場のスロープのような斜面を気持ちよく滑り,ゴルジュへ突入。


眼下には鳩谷ダムのダム湖が見え,正面には帰雲山の大崩壊壁が。なんとスペクタキュラーなシチュエーション。


ゴルジュはデブリで少々滑りにくいが,狭き門を抜けると,足が悲鳴を上げるほどずーっと続く均一の30°バーン。谷底をデブリが埋めるようになっても,右岸の斜面がきれいなのでギルランデぎみに快適に滑ることができる。但し,たまに割れている所があるので,スピードの出しすぎに注意。河島の滑落には肝を冷やした。


最後の2回の渡渉も,腹いっぱい滑った我々には気にならない。 雪が切れるまで林道を滑り,少しスキーを担いで車に着いた。