御母呂ダム左岸1746.1ピーク新雪滑降
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いよいよパウダーシーズン最盛期
先日の土曜日に御母呂ダム左岸の1746.1ピーク(点名 福島) へ河島君と行ってきました
すぐ南の日照岳については当会の辻さんのガイド記事などで知られている のですが,こちらは同じぐらいの標高なのに名無しのためか記録もない

5万分の1の地形図でイメージしただけで行ってみました
予備知識なしのルートをトレースするのは,1000m以上の新雪滑降とあい まって新鮮な喜びを与えてくれました
河島君によれば登り,滑降とも日照岳より断然いいそうです

取付きは御母呂ダムのトンネルを北に抜けた最初のスノーシェードにある 梯子です
小型の車なら1台のスペースはあります
登りはここからブナの大木が残る非常に快適な尾根をシールで登ります
1300m付近で尾根がやせ,複雑な雪庇も出るので,ここが登りの核心部
(シールに慣れていないパーティーはつぼ足のほうがいいかも)

ここを抜けると広い尾根となり快適です
4時間半ほどで1746.1ピークに着き,牧谷源頭を滑降しました
ここが,腰まで潜る新雪で最高
雪も3日ぐらい降雪がなかったのに北面のため変性を受けておらず
細板で快適な滑降が楽しめました

200mほど滑降し,例によってまた尾根へ登り返し
少し下ってもう一本北斜面の新雪を滑り,またシールで尾根に戻り
最後は登った尾根の南の小谷に滑り込みました
この谷が600m以上ずっと新雪!雪も軽くやりたい放題で最後は堰堤を 5つ右岸から巻くと,すっきり車を置いたトンネルの出口に出ました

滑降斜面が全部日陰のためパウダーねらうには最高のコースだと思います

日時   :2002年2月16日
山域    :白山山系 日照岳北方1746.1ピーク
コース  :御母呂ダムから山頂往復,牧谷源頭滑降
メンバー :石際,河島
天気   :晴れ
タイム 出発7:00 ピーク11:30 帰着15:00