三方岩岳〜野谷荘司山白谷滑降
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1996年5月11日
メンバー 小林,石際

 まだ除雪作業中のスーパー林道を関係者の方に1150m展望台まで乗せてもらい,時間短縮。展望台からはブナが点々とある広い雪の尾根である。早くも雪が腐りスリップしやすい。三方岩岳直下は雪が割れてシートラーゲンで稜線に出る。野谷荘司へは主稜線が回りこんでいるので,間の谷に100mほど滑り込み,後はツボ足で登る。正午に野谷荘司山到着。真っ白のピークである。
 時間があるので小林君と北面のすばらしい斜面に1本シュプールを刻む。気分いいコーンスノーである。谷底から東肩へ登り返す。さて白谷左俣の滑降だ。稜線の雪庇の残骸横からドロップイン。最初35°後は30°ほどの広いバーンが続く。途中谷が狭くなり転石,デブリ少々有り。心配していた岩壁はZ状に繋がっていて一安心。850mあたりで堰堤が現れ,水が出ているので右岸の林道を滑り,ゲート手前の橋の袂に出た。非常にすっきりしたいいルートだった。
ルート図

展望台8:52 稜線10:29 野谷荘司山12:00 東肩13:00 スーパー林道ゲート13:30
ゲートから展望台まで登山道を歩くと1時間ちょっとかかると思います。