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赤沢岳直登ルンゼ滑降

2001.5.12  石際 淳  河島建蔵  加藤 毅

写真はこちら 

白馬沢を予定していたのが,二又から猿倉の林道が通行止という情報が入り,昨シーズンから河島君も石際も気になっていた扇沢から赤沢岳に変更。


 針ノ木雪渓に向かう山スキー,ボーダー多し。赤沢出合で赤沢岳の斜面をよく観察し赤沢岳への直登ラインをとることにする。赤沢に入ると誰もいない。のんびりシール登行。中俣に入るとかなり急になってくる。ルンゼ下100mぐらいでアイゼンに切り替える。ルンゼ入口は近づいてみると亀裂が入っており,繋がっているのはスキー長ぐらいの幅しかない。

 

見上げる雪壁は岩門に隠され上部見えず。徐々に急になり50°ぐらいか。割れた部分は雪崩の通り道でみぞ状になっており,60°。ダガーポジションでアイゼンを蹴り込み、慎重に登る。河島君「怖えー!」と泣きが入る。100mほど登ると少し傾斜緩む。右のルンゼからのコルに出ると上部は40°の広い斜面となりホッとする。稜線に出て、赤沢岳ピストン。黒部湖の向こうに立山,剣丸見え。


 滑降ポイントに戻るも,ルンゼのことを考えると皆「胃が痛い。」とか「腹の調子が悪い。」とか言ってなかなか準備できない。しかし滑り出すと40°の快適斜面に調子が出てきて、あっという間にルンゼ入口へ。河島君が先行したいと言うので譲る。

 

50°を超える狭いルンゼ をジャンプターンして行く。中間で右の雪壁に入りピッチを切る。次は石際。加藤さんがなかなか降りて来ないので心配して待つ。上部でちょっとターンを失敗したらしいが,無事降りてきた。さて次が核心部。3回ほどジャンプターンし、亀裂の横を落ちるようなデラでこなし,広い斜面に出た。加藤さんも無事通過。

 

100mほどうねり(雪崩れの通り道)のある40°の斜面を下ると,そこには30°〜25°の快適斜面。撮影会などしながら,思うままに滑る。合流点からはカービングでキーンキーンと堰堤まで滑り終了。3人集合し,無事帰れたことに感謝し握手を交わす。見上げる「赤沢岳直登ルンゼ」 (河島命名)はとてもスキーで滑れるような所には見えなかった。扇沢駅から正面に見える赤沢岳の壁に入っている左のルンゼです。

 

扇沢7:30 アイゼンに切り替え9:52 ルンゼ出口11:30 稜線13:20 赤沢岳往復 滑降開始14:10 堰堤15:30 扇沢16:00

 

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