―― 子ノ原高原から乗鞍岳(中退) ――
1993,4,3
石際 淳,東田良二
子ノ原高原入口の池ヶ洞峠にはゲートがあり,道は除雪されているのに関係者以外入れなくなっている。
しかたがないのでスキーを担ぎ30分ほど歩くと雪が出てきたのでスキーをつける。
林道歩きが長かった。子ノ原高原は昔スキー場があったらしく,なんとなくそんな雰囲気が漂っている。
林道終点から傾斜の緩い尾根をダラダラ登る。奥千町ヶ原からは素晴らしい雪原である。広い尾根の左(岩井谷側)の沢状を登る。
次第にガスがかかってきて,スピードも上がらない。雪も舞い始めた。
黍生からの尾根のジャンクションのコル(2700m付近)であきらめ,引き返すことにする。
滑降はホワイトアウト気味で快適とまではいかなかった。子ノ原の尾根に入るとちょっと新雪が滑れた。
林道に出る手前で雨になる。またまた長い林道歩きが疲れた。傾斜が緩すぎて滑らないので。
池ヶ洞峠7:10 スキー履く7:40 林道終点9:10 奥千町11:40 2700mコル13:15〜30 奥千町14:30 林道15:30 峠17:10
(コメント)
ちょっと林道歩きが長すぎる。上部はスキー天国。奥千町の避難小屋を利用すればのんびりいろんな斜面が楽しめる。