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伊木山の岩場ボルダリング
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この数年で岐阜市の松波氏らにより,ボルトが整備されリードルート主体の岩場になったこの岩場であるが,私が昭和60年頃この岩場を知り,登り始めた当時は,古い人口練習用の支点があるのみで,トップロープを張るか,下部でボルダリングをして遊んでいた。

当時は正面の壁の基部は現在より50cmほど低く,下部のうす被りで遊ぶだけでも面白かった。その後,川崎重工山岳部の森下さんや地元の山本氏らによって現在あるルートがラインとして徐々に固まっていった。しかし,ボルダリングを楽しむクライマーは多くなかった。

平成10年代に入り,中津川山岳会の西澤氏らの強いクライマーによってウォーミングアップ,トレーニングの課題として左壁のトラバースなどが行われるようになった。現在,私が知る限り課題はほとんどトラバースである。これは純粋なボルダーではない(小さいながらも壁)ことからやむを得ないと思われる。

なお,ボルダリングの範疇から外れるかも知れないが,松波氏によって小ハング左5.11bがフリーソロされたのはこの岩場のボルダリングを語る上でも外すことができないエピソードであろう。

(課題紹介)
@昔からあったトラバースの課題。スタートは川沿いのフェンスから。手はハング上フェースの小さめのカチ,スタンスはハング下に求める。 左へトラバースしガバを取って終了。5.11ぐらい。反対にトラバースもできる。こちらは最後のクライムダウンのムーブが難しい。


A山本氏により登られていた課題。@のスタートから上部のカチを使わず ハングの下に潜り込むように左にトラバースする。5.11
また,@を左からスタートし,少しクライムダウンしたところからAに繋げてスタートに戻る究極のトラバース課題がある(山本氏設定)。グレードは?

B最近設定された課題。Sのあたりのホールドを両手で持ってスタート。パーミング等で右上していく。ガバを取って終了。なお右足のドロップニーは制限。男の正対登りで豪快に越えるべし!1級

1

C昔からウォーミングアップに利用していた課題。左手の階段状スタンスからスタートし地上50cmあたり以下にスタンスを求めトラバースする。核心はスタート直後のフットホールドが少ないフェースと,右カンテを回り込むあたり。右のスラブに乗り移って終了。
反対方向のトラバースもできます。5.10

2

D左ハング壁下のテラス右端からスタート。アンダーから前傾した凸部を苦しい体勢で回りこみガバガバホールドをモンキートラバースし脆い壁に入って適当に終了。
核心はDマークのあたり。面白いのは四角いテラス状ホールドを左で取り,クロスで左のガバガバを取るムーブ。このあたりは皆で制限しながら課題を出し合って遊ぶと面白い。5.10

E西澤氏,山本氏などによって登られていた課題。Dと同じスタートから凸部を左上し,スタンスはハング下に求めながら,トラバースし脆い壁に入って終了。核心はEマークから左部分。
岩が脆い部分があるので,マットを使用したほうがよい。5.11+

F数年前,EからDに繋げるトラバースを西澤氏が見せてくれ,私もやってみたがとてもできなかったのを憶えている。

2

最後に,一人で来たときの暇つぶしとして@のスタートのフェンスから@を終了後,Cに繋げる課題をお勧めする。 これは,左右両方向できる。(@C繋げただけなので当たり前)

その他,いくつかのマニアックな課題,個人的なムーブ確認のための課題などがあるが,課題として定着するものではないと思われるので,ここでは割愛する。

ルートについては谷さんのホームページに情報がアップされています。
伊木山の岩場の紹介